【3つのポイント】360度カメラ撮影のコツを解説します 〜ThetaやGoProMaxで良い写真が取れない人向け〜

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最近は360度カメラがアツいですよね。
GoPro MAXやInsta360など
値段もお手頃な360度カメラも
発売されて購入した方も多いと思います。

最近はテレビの旅番組などでも
使用されていたり
ますます身近な存在になっています。

しかしせっかく購入しても

なんか思っていたのと違う

360度カメラで良い写真を撮るのは難しい

と感じている人も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では
360度カメラ歴5年以上の筆者が
良い写真を撮るコツについて
解説していきます。

POINT

①被写体にできるだけ近づいて撮る
②中心で撮る
③太陽は敵でもある

360度カメラは特殊なカメラ!

まず覚えておくべきことは

「360度カメラは普通のカメラと違う」

ということです。

うまく撮れないと感じている方は
スマホのカメラや一眼レフカメラで
撮る感覚と同じように撮っていませんか?

360度カメラは
周囲の景色を全て写す特殊なカメラ
ということを念頭におくべきです


撮影時の3つのコツ

それでは360度カメラで撮る時の
ポイントをまとめていきます。

①メインの被写体にできるだけ近づく

360度カメラのレンズは
超広角レンズです。
普通のカメラの感覚で撮ってしまうと
メインの被写体として撮ったものが
かなり小さく写ります。

写真を見返したときに

あれ、何をメインに撮ったんだっけ?

と感じてしまいます。

mountain – Spherical Image – RICOH THETA

上の写真だと何が撮りたいのか
伝わらないですよね。
ちなみに祠を撮ったのですが遠すぎます。

次に別の写真を見てみましょう。


この写真なら風車が被写体だと
すぐわかります。
この写真はかなり至近距離で
撮影しました


被写体にはできる限り
近づいて撮影しましょう。

近すぎるかなと思うくらいが
ちょうど良かったりします

高い建物などは近づきすぎると
根元しか映らなくなるので
気をつけましょう

②被写体の中心で撮る

撮影した写真を編集するときに
気になるのは
左右対称なはずなのに
ズレていることです。

ズレてしまうとせっかく撮った写真も
バランスが崩れてしまいます


そのため撮影するときは
中心に立っているか、
(広場の中心で撮る場合には前後も)
カメラは歪んでいないかなどを
確認してから撮りましょう

Tyusin – Spherical Image – RICOH THETA

③太陽は繋ぎ目に

晴天時に撮るときには
太陽の位置を確認しましょう。

太陽が片方のレンズだけに向いていると
一方の写真だけとても明るい写真になってしまい、 繋ぎ目が不自然になります

SUN2 – Spherical Image – RICOH THETA

これは大げさな例ですが、
点線を境に露出が変わっているのが
分かります。

そのため太陽が出ている場合には
レンズの向きを調整しましょう。

レンズとレンズの境目に
太陽が来るようにすると
両レンズの露出が同じくらいになります

よく使われるシチュエーション

360度カメラが活躍する場面は
どのような時なのでしょうか?

自撮り写真・動画

360度カメラはシャーターを押せば
周りすべての景色を写すことができます。

そのため自撮り写真によく用いられます。
画角を気にする必要がないため、
失敗なく顔がちゃんと写った写真が撮れます。

風景写真・動画

周りの風景を撮る目的で
使用する方も多いです。
360度カメラは全方位を
一瞬で撮影できてしまうので
何度も撮る必要がなく、
旅の思い出を他人に共有することができます。

また、写真の一部を切り取って
「リトルプラネット」と呼ばれる写真を
作り出すこともできます。

風景写真ではカメラを真上に掲げて撮り、
撮影者は写ってないことが多いようです。

ツーリング・ドライブ動画

バイクや車内に取り付けて走行中の景色を
記録する目的もあるようです。

撮った360度動画を後から
普通の動画として編集して
見たい箇所だけを写すことができる点も
360度カメラのメリットといえるでしょう。

さいごに

以上の3つのコツを覚えておくだけで
360度カメラの撮影技術が
大幅に向上するはずです!

ぜひ試して見てください。